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アメリカTV界の“杉様”に見る、決めポーズの意義

Photo_3  「ケイトリンは男の趣味が悪い」と、ケイトリンに選ばれたオットーは自虐的に嘆く。「アイツだけは、ワケが分かんないベ。なんでだよ」、「アノ格好良さはね、理屈じゃないんだよ」。そう、デヴィット・カルーソはかなりイケている。

彼は、アメリカのTVドラマ「CSI:マイアミ」で、科学捜査班の主任を務めるホレイショ役でお馴染みだ。他にもCSIシリーズはあるけど、分析ラボにこもらず、拳銃を握る機会のほうが多いのは、ホレイショくらいだろう。

“そんなら、なぜ、科学捜査班?”という疑問は置いといて、彼の外見をチェックしてみよう。「前面の前髪でハゲを隠している」、「目が小粒」、「脂ッ気が抜けちゃってシワだらけ」…どっちかっていうと、もう、オジイちゃんである。ハンサムでも、セクシーでもない。

でも俳優データベースを見ると、こんな記述があるのだ。「下からグッと見つめる強いまなざし、ダークで渋い声色、青白い肌に腫れぼったい瞳のベイビーフェイス、そしてニンジンのように赤い刈り込んだ髪…それが彼をTVスターにのし上げた明らかな魅力である」。

Photo_4 サングラスを手に、斜(はす)に構えて、猫背で決め台詞を言うときなんて、ちょっとアンニュイな感じがシビれてしまう。拳銃の構え方も彼らしい繊細な感じで、とっても自然…ありがちなタフガイっぽさじゃないのがイイのである。(こういうワケで、製作者もラボに閉じ込めておけないんだろうネ)。

ご本尊のデヴィット・カルーソも、自分の魅力はよ~く分かっているらしい。プロモーションでも同じスタイルでコメントするなど、確信犯なのだ。

ケイトリンは彼にあだ名をつけることにした。「アメリカTV界の杉様」…“流し目の杉良太郎”とそんなに変わらないと思うのである。

無意識だったり、確信犯だったり…スタンスはそれぞれだけど、決めポーズは誰もが搭載する“自分アピール・ミサイル”である。イヤミだったり、素敵だったり、滑稽だったり…他人の評価はいろいろであるが…。

オットーは“決め”るのを嫌う人で、無意識タイプだ。洋服の試着で気に入ったとき、ポケットに乱暴に手を突っこみ、片足を前に出して立つのがクセである。鏡の前で決めポーズするオットー…「ファラウェイ・マウンテン家のリバー・フェニックス」と密かに命名した。

ケイトリンは、昔は確信犯タイプだった。“こんな風にして笑うと、好感度が高い!”とある日気づくや、気に入られたい人には“決め笑顔”をするようにしていた。今だってやればイイんだけど、酒を飲んでいると忘れちゃったり、途中で気づいてやって顔が引きつったり、ロクなことがないのである。

可愛いのは、甥っ子のピースくんである。もう小学生も間近で大きくなったけど、ちょっと前までは“イイ顔”をしてみせてくれた。「ピースくん、写真撮るよ~」なんて言うと、クシャっと紙を丸めたみたいな、ヘンな表情をする。「あれ~?笑うんだよ?イイ顔だから、いつもみたいに笑ってね」って言っても、同じ顔しか作らない。

「ピースはねえ、本当にアレがイイ顔だと思ってるのよ。おかしいでしょ」…みんなで大笑いしたが、あれほどイヤミのない確信犯は珍しいだろう。“ピース君の決めポーズは、変わったかな”…次に会うのが、楽しみで仕方がないのである。

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