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オットーは、甥っ子にシットする

子供って、びっくりするような言葉を仕入れて、大人を驚かせることがある。褒められたいとか、親の会話に一人前に混ざりたいとか、理由はそれそれだろう。でも、おろし立ての洋服みたいに身につかない言葉が、さも「知ってるよ!」という口調で発せられるとき…大人はとまどって、言葉を失ってしまう。

可愛いとか、生意気だとかそういう感情じゃない。子供の皮をかぶった大人に、自分の陣地を侵略されるような、ヘンな危機感を募らせてしまうのである。“もしかしたら、自分こそ大人の皮をかぶった子供なのかもしれない”なんて、自虐的にもなるのである。

「オレが暮らしてた部屋の雨どいが詰まって、1階に水が漏れてたらしい」…オットーもたまにはお里帰りをして、実家の新情報を仕入れてくるのだ。「それ聞いてて、“ほかに漏れたトコはないかな”って、オレ考えてたんだよ」、「どこだと思ってたの?」、「思ってたんだけど、言わなかっただけだったんだけどね」…会話がズレている。ケイトリンは水漏れ箇所を知りたいのだが、オットーはそうじゃない。

「『カンキセンから、水が出てくるよ!』って、showが言ったんだよ」、「へえ!showちゃんがねえ」、「4歳の子が換気扇なんて言葉を知ってるのに、めちゃめちゃ驚いたよ」、「そうだねえ。でもお母さんがしゃべるのを覚えたんじゃない?」、「それに、オレが先に換気扇の水漏れは気づいてたんだよ」、「…」。

オットー36歳、4歳のshowちゃんと堂々互角に張り合っているのである。「ねえ、4歳児にシットしてるって気づいてるよね?」、「まあね、でもさ、驚いたんだよ」、「これからは、オットーちゃんと呼ぼう」、「ふん!もう、いいよっ!」。

showちゃんが大人なのか、オットーが子供なのか、ソコは詳しく追究しないことにしよう。その日、実家の夕飯はスキ焼だった。玉子をおデコで割ってみせるオットーに、showちゃんは無反応…。仕方がないのでいちばん肉をたくさん食べて、伯父さんの威厳を保ったそうだ。

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