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“不都合”な便利

“ピンポ~ン♪(誰か来たよん)”って音が鳴ったら、インターホンのところに走っていく。応答ボタンを押し、「どちら様ですか?」って機械に声を通すが、返事は並びの窓から直に聞こえてくる。「ファラウェイ・マウンテンさあん! 宅急便でーす!」。

笑っちゃうのである。扉の横に風通しの窓があり、窓の並びにインターホンがあるんだもの!…全然、必要ないのである。“「性能のいい型を取り付けましたよ」って業者が言ってたから、使わなくちゃもったいない気もするね”…窓から声がもれないよう、わざと小声で応答し、溜飲を下げる始末である。

最近の不動産チラシを見てると分かるけど、年代モノの物件に“これでもかっ!”ってくらい機能をつけて、リフォームしてるのが多い。ファラウェイ・マウンテン家のマンションの一室もそういうタイプで、“笑っちゃう”機能満載である。

窓から聞こえるから要らないインターホンにはじまり、人が通るたびにセンサーで点く玄関灯もある。(しばらく点いていて、明るい間に用事を済ませられるのが便利? いやいや、手がふさがっている間に時間切れで明かりが切れるなんてコトも多く、こっちもキレそうになる)。

電動開閉のトイレのフタも人を感知するスグレモノだが、同時にコマリモノでもある。天井の収納からモノを降ろしている時にパカッと開き、トイレットペーパーを水没させそうになったことがしばしばある。

「スゴイ電気代になるね」…アッチコッチ電源を切るようにしたけど、年代モノの我が家ではよくブレーカーが落ちるから、すぐに復活! ブレーカーを上げた途端、家のいたるところからジジーッ(生き返ったゼ!)という起動音が聞こえてくるモンだから、面倒くさくなった。

エコバックを持ちながら、気づかぬ間に浪費している電気、年代モノの部屋ではかえって不便な、多機能リフォーム…矛盾に満ち満ちている。ゴアのように声を大にして言うことはないけれど、「“不都合”な便利」はたくさんの人が実感しているはずだ。

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