« 「猟奇的なオットー」 | トップページ | 何かがおかしい、オットーの厄日 »

犬族・モーモーの気持ち ~お散歩編~

犬はどんなにお外が好きでも、自分で鍵を空けて飛び出していく自由がない。もっと言えば、犬はお散歩に連れてってくれる飼い主を選びたくても、選べないのだ。

どんなに忙しくても、一日一回は必ずお散歩に連れて行く”…これは、その犬を自分の都合で我が物とした飼い主の“最低限の義務”、愛があるかないかという前提を超えた話だ義理でも、しなくてはならない

「お散歩が生きがいなんだよ」って話せたら、犬も随分幸せになれるだろうと思うけど、無理なのだ。シッポや瞳や声で、喜びや怒りや怖れを表現する…そんなことしか、犬が意思を伝えるツールはないって思うと、人としての責任を重く重く、感じてしまうのだ。

でも、そんな感情が吹き飛ばされるほど、犬は散歩を楽しんでくれる。「嬉しいナ」、「気持ちいいナ」…ありとあらゆる喜びを、毛むくじゃらの体いっぱいにあふれさせて、トットットットッ歩くのだ。

モーモーは、丸い綿帽子が付いたようなシッポを、モコモコ振りながらお散歩する。ケイトリン・ママは「リュックサックを背負って遠足に行く子供みたいだネ」と眼を細める。「楽しいヨ」、「大好きなあの草むらにも行きたいヨ」…後ろ姿はそう語っているに違いないと思う。

モーモーの喜びはケイトリンにも伝わって、知らず知らずのうちに幸せな気持ちになる。体がほっかり温まってくるような感覚が、体中にゆるゆると広がっていくのだ。「ケイトリン、楽しいね~。ワンワンワンワンワン」、「モーモーが楽しいと、コッチも楽しいよ~。アハハハハハハ」…はっぴぃワールドにトリップ、まるでフラワーチルドレンである。

ちなみにオットーは、モーモー&ケイトリン・ワールドには入れないらしい。「オレはモーモーとふたりでは、二度と散歩に行かねえ!」…ケイトリン抜きの散歩のとき、屈辱的な思いをしたんだそうだ。

まず、歩こうとしないらしい。リードを引っ張ると、四肢を踏ん張って動こうとせず、歩き始めても実にイヤイヤだそうだ。「ずっとウチのほうを振り返るんだよ。『オネエさんが一緒じゃないから、お散歩行かない!』って感じでサ。そのくせ、オシッコとウンコは一丁前にやるんだから、いい気なモンだよ」。

大変な仏頂面でご帰還のオットー、シッポをちぎれんばかりに振るモーモー、あんなに気持ちがかみ合わない一人と一匹も珍しいだろう。「怖かったよお!でもガマンしてコイツを“散歩させて”やったよー!」…モーモーはこんな感じだったんじゃなかろうか。

下は2年くらい前に撮ったもので、オットーとモーモーが昼寝をしてるトコである。シャッターの音に目を覚ますが、眠過ぎてすぐにマブタが落ちるモーモー、半眼になっているのがご愛嬌だ。この頃がオットーとモーモーの蜜月だったかな…。惰眠をむさぼる一人と一匹は間違いなく、幸せな温度に包まれていたもの。どこで、ボタンを掛け違ったか…。

Photo

|

« 「猟奇的なオットー」 | トップページ | 何かがおかしい、オットーの厄日 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/508227/41523867

この記事へのトラックバック一覧です: 犬族・モーモーの気持ち ~お散歩編~:

» 子犬の飼い方評判サイト集 [子犬の飼い方評判サイト集]
子犬の飼い方の評判を集めました [続きを読む]

受信: 2008年6月14日 (土) 01時20分

« 「猟奇的なオットー」 | トップページ | 何かがおかしい、オットーの厄日 »