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オットーも御用達! あるヘアサロンの秘密

オットーの“苦手な場所”のひとつ、それは「ヘアサロン」である。リンスを流し忘れるオトコ(3月の記事:「リンスvsガー〇ル…“ミス”コンではどっちが勝つか?!」を見てね!)だって、オシャレなカットを望んでいるのである。

いや、ウソをついちゃいけないね。本当はケイトリンが無理やり予約して、通わせているんだった。「美容院は、女の人やイイ匂いでいっぱいだから、苦手なんだよ~」…最初の頃はかなり拒否反応を示していたオットーだが、最近は随分慣れてきたらしい。

「ケイトリンさん、旦那さまね、このところだいぶウチになじんできて下さいましたよ」…担当のJUNさんが教えてくれた。「最初は“一刻も早く、この空間から逃げ出したい”って感じが、痛いほど伝わってきたんですが、前回なんて、若手スタッフと『蒼井優ってカワイイっスよね』って雑談してました」。

今では年に4回は通うようになり、自発的に「そろそろカットに行きたいなー」って言うようになったので、嬉しい限りである。やっぱり、小奇麗なオットーのほうがステキだもんね★。

さて、このヘアサロンは、オーナーの名前がそのままショップ名になっていて、仮に「SANKO」とでもしておこう。「SANKOさんは男性で、たまに各店舗を巡回する。希望するゲストには要予約でカットをしてくれるらしい」…そういう話を聞いたコトはあったが、10年以上通っても見たことがなく、ケイトリンのなかではかなりミステリアスな存在になっていた。

しかし、しかし! 3ヶ月ぶりにカットに行った先週、初めてSANKOさんを目撃したのである。“ある意味”衝撃的だったので、コレは是非とも書かねばなるまい。長時間かかる縮毛矯正の最中、2度目のシャンプー台に座ったとき、目の前をオッサンがよぎった。スタッフが行き交うなかをドシドシ歩き、何か自分の仕事をしようとしてる感じ…。

“ヘア器具のメンテナンスかなんかで来たんだろうね”…いっぱいポケットが付いた、釣り人のようなベスト、地味なボーダーのTシャツ、ベージュのチノパンに履きやすそうなウォーキングシューズ…軽く日焼けしたオッサンは、次の瞬間、信じられない行動に出た。

こないだね~、掘北真希ちゃんのアレンジをねえ~、したわけよお~」って話しながら、シャンプー台の正面、ハイソな感じのするマダムのカットをし始めたのである。この女性、センスのいい、高そうなパンプスを履いてたので、ちょっと注目していたのだが…。

“コノ、週末の釣り人的オッサンが、ミステリアス・SANKO?!”…シャンプーが終わって、放心状態のまま席に戻ったケイトリンは、JUNさんに尋ねた。(小声で)「あの、あの年配の男性って、もしかしてオーナーの?」、「そうですよ。SANKOです。違うと思いました?」、「うん。工具の取替えか何かかと」、「フフフ」…JUNさんも、ケイトリンの心境を感じ取ってくれたらしい。

さらによく見ると、土建屋さんにも見えないこともないSANKOさん、サロンの奥で仁王立ちになっている姿が印象的だった。ケイトリンは思った。“競合他社が乱立する業界で、一代で、いくつも支店をもつサロンを作ったんだもんなあ。きらびやかでハイセンスなだけじゃ、やってけなかったんだろうなあ”。

店としての「SANKO」は、礼儀作法が行き届き、スタッフのメリハリが利いている珍しいサロンだ。長い年月でたまには他店に浮気してみたりしたけど、やっぱり「SANKO」に戻ってきてしまうのである。都心でもない、郊外のサロンでは、かなり優秀な感じがする。“裸一貫から始めて、ここまで…。骨太な努力の賜物(たまもの)なんだろうね”…経営者としての、美容家の年月を、強く感じたSANKOさんの姿だった。

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