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「屁コキニスト」の資質

ポテトサラダをたっぷり作った。ふたりしてモリモリ食べちゃったら、まあ、出ること、出ること。“オナラ”でございます。オナラっていうと、「プー」とか「プププ」なんて可愛い音を鳴らしそうだが、オットー&ケイトリンが出すヤツは勢いが違う。「ブッフウー」ってな感じかな。“屁”のほうがしっくりくるんだけど、文面がキタナくなりそうなので“お屁”はどうか…。

せっかくなので、調べてみた。屁はそもそも丁重に扱うモノではないので、やっぱり“お”は付かない。じゃ、オナラはと言うと「お鳴らし」が“おなら”に変化した説があるんだって。“おならし”なんて、ちょっと雅(みやび)な響きではないか!

ケイトリンは想像する。平安貴族の女性なんて、日常は立て膝でモゾモゾ室内を動く程度だったから、絶対に運動不足だった。腸がちゃんと動かないから、出るものが出ないで、“出したくない音”だけがよく出たんじゃないかな。脚気で顔は下膨れ、か細い手足が不健康な平安美人…やっぱり屁じゃなくて、“お鳴らし”がしっくりくるなあ…。

ゆかしいオナラの語源バナシはさておき、ファラウェイ・マウンテン夫妻は屁コキのベテランとして、今日を生きている。“屁コキニスト”として、最低限のルールを守りながら…。

ルールとは、自らが定めた「相手を思いやる気持ち」を大切にすること、つまりデリカシーを守るということである。オットーの場合、「ちょっとオレ、屁してくる!」と席を立ち、ベランダでぶっ放すようにしている。「愛する人に、聞かせたくない」…気持ちは有難いが、どこにいてもよく聞こえるのが残念である。“予告ッ屁”の男らしさは空回りなのだ。

牛乳をよく飲むケイトリンは、音は出ないのだが、かなり深いところから(?)毒ガスを放つので、バカに出来ない。屁の予兆が来ると、急いで廊下に行って出し切るようにしている。腹立たしいのは、こんなときに限ってオットーがバタバタしていたりして、「あ~! ケイトリン、屁したでしょ。ねえ!ねえってば!」ってしつこかったりすることだろう。

大人のルールを掲げつつも、そこからはみ出してしまうオットー&ケイトリン…やけに嬉しそうに人のオナラを指摘する子どものキモチを、手放しきれないタイプである。

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