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「ヒゲ」と「巨顔病」の因果関係

“ヒゲを生やした男”が好きだ。いつの頃から、そうなったのだろうか。出版社に盛んに出入りしていた時期を思い出す。週刊誌の編集部には、古参の記者がわんさかいた。社員である編集者と記者の席は離れたシマになっていたが、記者連が編集者のほうへ行くことは、ほとんどなかった気がする。雇い人と雇われ人の関係からだろうか。

よく見たのは、編集者が「○○さん、このネタってどうっすかね~」などと記者席に話に来る姿である。答える記者は海千山千のベテランばかりだから、余裕をもって対応し、時には言い負かしていることさえあった。「これこそ、ジャーナリスト!!」…新米ケイトリンは単純に感動した。そしてヒゲ面記者ほど、編集者がくっつく率が高かったので、ヒゲの好感度が格段にアップしたのであった。ジャーナリスト魂! 強大な権力に立ち向かう!! 狡猾(こうかつ)なワナと危険な取材!!!! そして、無頼の生活と野生的なヒゲが好きっ?

ま、ここまでで分かるとおり、ケイトリンは“こんなもん”だったので、週刊誌のお仕事は向いてなかった。だけど意味のない“ヒゲ好き”だけが消えずに、現在にいたってしまった。

オットーもヒゲを生やしているが、これはケイトリンの“ヒゲ好き”だけで語れるものではない。あるシンコクな事情…“巨顔病”なのである。(これを読んでる方、Yahoo!で調べないようにね)

まだオットーが、ヒゲ面習慣のなかったころのこと。無精でヒゲを生やしっぱなしにしていたことがあった。「そろそろ剃らなくちゃ」…そういって風呂に行き、出てきたオットーを見たとき、ケイトリンは絶句した。「カ、カオ、どうしたの? なんか、大きくなっちゃったみたいアルヨ」。間違いなく2倍にはなっていたし、なんかオットーじゃなくなっちゃってた☆

「ごめん、オットー。キモイ。キモイよ」。「えーっ!ひどいよ」…この一件から、オットーのヒゲ生活はスタートしたのである。でも、時々ヒゲを剃りたくなるので、ケイトリンは半泣きになってお願いする。「巨顔病は、ヒゲさえあれば、治る病気デス!」。これでダメなら、奥の手もある。「ヒゲの男のほうが、絶対女の子にモテるって!」…オットーも、コレを繰り返すとあきらめてくれる。でも、「オレ、ヒゲがあろうとなかろうとモテないよ」なんて言うのが切ない。ソンナコトナイヨ、オットー! ケイトリンにモテてんじゃん。本当だよ! 

でも、これって、バレンタインにチョコをもらえなかった男の子を思い出さないか。そんで、お母さんからたったひとつのプレゼント、「○○ちゃん、大好きなママより」…みたいな。身内の愛、う~ん。

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